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境町のふるさと納税は何に使われている?寄附金の使い道と代表的な取り組みを地元ライターが整理

境町のふるさと納税の使い道を紹介する、田畑と川のある町並みのイメージ画像

「境町(茨城県)って、ふるさと納税でたくさん寄附を集めているみたいだけど、そのお金って何に使われているの?」——地元でも、遊びに来た人からもよく聞かれる質問です。実は私も、暮らしているうちに「あ、これもふるさと納税なんだ」と気づくことが増えました。全国から届いた寄附が、まちのいろんな場所で形になっているんです。

この記事では、境町のふるさと納税の寄附金が何に使われているのかを、公式サイトの情報をもとに整理しました。まず知ってほしいのは、寄附するときに「使い道」を自分で選べること。そして、その使い道が、全国初の自律走行バスや子育て・教育、夏の花火大会など、境町らしい取り組みにつながっていることです。寄附額や事業の中身は年度で変わるので、確認日つきで紹介し、最新は公式サイトで確かめてもらう前提でまとめますね。

確認日:2026年7月6日(茨城県境町ふるさと納税特設サイト「寄附金の使い道について」・境町公式ホームページなどで確認)

田畑と川のある日本の町並みのイメージ画像
Photo by Rap Dela Rea on Unsplash(イメージ画像)
この記事でわかること
  • 境町のふるさと納税は「寄附金の使い道」を自分で選べること
  • 選べる使い道の一覧と、それぞれどんな取り組みに使われるか
  • 全国初の自律走行バス・子育て・教育・利根川大花火大会など、代表的な使い道
  • 境町に集まっている寄附額のおおよその規模(報道・町発表ベース)と、寄附前に知っておきたいこと
目次

まず結論:使い道は「自分で選べる」。しかもまちづくりに直結している

先に全体像をお伝えします。境町のふるさと納税でいちばん知ってほしいのは、寄附するときに「使い道(応援したい分野)」を自分で選べるということ。「教育」「福祉」「子育て」「花火大会」「自律走行バス」など、たくさんのメニューから選べます(茨城県境町ふるさと納税特設サイト「寄附金の使い道について」、2026年7月6日確認)。

そして、その使い道が、全国から注目される境町の取り組みにそのままつながっているのが特徴です。代表格が、公道を走る自律走行バス(自動運転バス)と、子育て・教育の支援、そして夏の利根川大花火大会。以下では、まず「選べる使い道の一覧」を見たあと、代表的な使い道をひとつずつ紹介していきますね。金額や事業内容は年度で変わるので、最新は公式でご確認ください。

寄附金の使い道は自分で選べる(メニュー一覧)

境町では、寄附の申し込み時に「どの分野を応援したいか」を選べます。特設サイトで案内されている主な使い道は、次のとおりです(2026年7月6日確認)。「特に希望はない」という方向けに、「町長におまかせ」という選択肢も用意されています。

選べる使い道(分野) 主に活用されること
自律走行バスまちづくり事業 全国初の自律走行バスの実用化・運営など
子育て・暮らしを頼りあえるSUMMYまちづくり事業 交流機会づくり、担い手育成、共助アプリの運営など
教育文化の向上に関する事業 学校教育・文化の充実など
住民福祉の増進に関する事業 福祉の充実など
農業振興と商工業の育成に関する事業 農業・商工業の振興など
環境施設の整備に関する事業 環境まわりの施設整備など
防災・災害対策に関する事業 防災アプリの開発、災害対策など
利根川大花火大会の開催に関する事業 夏の一大イベントの開催
スポーツの振興・応援に関する事業 スポーツ環境の整備、アスリート応援など
観光施策づくり 観光の推進など
町長におまかせ 町長が優先課題を踏まえて活用

このほかにも、特定のプロジェクトをピンポイントで応援できるメニューがあります(後半で紹介します)。「返礼品だけでなく、応援の気持ちも込めたい」という方は、この使い道もチェックしてみると、寄附がぐっと自分ごとになりますよ。

代表的な使い道①:全国初の「自律走行バス」

道路を走る小型シャトルバスのイメージ画像
Photo by Zhen Yao on Unsplash(イメージ画像)

境町といえば、まず紹介したいのが自律走行バス(自動運転バス)です。境町は、公道での自律走行バスの定常運行にいち早く取り組んできたまちで、生活の足として実際にまちなかを走っています。特設サイトでも、「自律走行バスの実用化に向けて取り組んでおり、寄附は実用化に向けた関連事業や実用化後の運営等に活用させていただきます」と案内されています(2026年7月6日確認)。

報道や自治体の視察報告によると、車両の導入・運営にかかる費用の多くを、国の補助金とふるさと納税でまかない、町の一般財源からの持ち出しを抑える形で運営されてきたと紹介されています(各種報道、2026年7月6日確認)。金額や運行の詳細は年度で変わるため、ここでは「ふるさと納税が、境町の先進的な交通の取り組みを支えている」という点をお伝えするにとどめますね。実際の運行ルートや時刻は、公式の案内でご確認ください。境町へのアクセスや町内の移動については、境町の高速バスの使い方もあわせてどうぞ。

代表的な使い道②:子育て・教育の支援

桜に囲まれたカラフルな公園の遊具のイメージ画像
Photo by Noah Negishi on Unsplash(イメージ画像)

子育て世帯として個人的にいちばんうれしいのが、子育て・教育への使い道です。境町は「子育て支援日本一を目指す」を掲げるまちで(町の公式スローガン)、ふるさと納税もその取り組みを支える財源のひとつになっています。特設サイトの使い道メニューには、子育て・教育に関する具体的な事業がいくつも並んでいます(2026年7月6日確認)。

  • 子育て・暮らしを頼りあえるまちづくり:子どもや大人の体験・交流を通じて地域のつながりを育み、共助アプリで送迎やおさがりなど「日常の頼りあい」を実現する取り組み。寄附は交流機会の創出や担い手育成、アプリ運営に活用されると案内されています。
  • 子どもたちの海外教育:境町の子どもたちを海外に派遣し、国際教養を育むための事業。
  • 子ども食堂の設置・運営:「ごちめし」の仕組みを使った子ども食堂の設置・運営への活用。
  • 児童クラブ利用者支援:児童クラブに通う子どもと保護者の負担を軽くするための支援。

このほか、英語教育に力を入れていることでも知られていて、外国語指導助手(ALT)の配置や英語学習環境づくりなどにも、ふるさと納税を含む財源が使われていると紹介されています(各種報道・町の案内、2026年7月6日確認)。境町の子育て支援制度そのものについては、境町の子育て支援を年齢別に整理で詳しくまとめているので、あわせて読むと「寄附がどんな支援につながっているか」がイメージしやすいと思います。

代表的な使い道③:利根川大花火大会と観光

夜空に広がる花火のイメージ画像
Photo by MIO ITO on Unsplash(イメージ画像)

夏の境町を語るうえで外せないのが、利根川大花火大会。町外からも多くの人でにぎわう、境町の夏の一大イベントです。この花火大会の開催も、ふるさと納税の使い道として選べるようになっていて、「花火大会の開催に活用させていただきます」と案内されています(2026年7月6日確認)。「あの花火を、寄附で応援できる」というのは、地元民としてはうれしい仕組みです。

花火大会の有料観覧席は、ふるさと納税の返礼品として先行受付される年もあります。日程やアクセス、子連れでの楽しみ方は利根川大花火大会の子連れ攻略ガイドにまとめています。また、使い道メニューには「観光施策づくり」もあり、境町に遊びに来たくなる観光の取り組みにも寄附が活かされています。

スポーツ・国際交流・防災を応援する使い道も

海の波のイメージ画像
Photo by Jeremy Bishop on Unsplash(イメージ画像)

境町のふるさと納税には、もう少し「ピンポイント」な使い道メニューもあります。特定のプロジェクトや取り組みを、名指しで応援できるのが面白いところ。特設サイトで案内されている主なものを、いくつか紹介します(2026年7月6日確認)。

使い道(プロジェクト) 内容
スポーツの振興・アスリート応援 町の世界レベルのスポーツ競技施設を活かし、合宿や世界大会の誘致、選手の育成を支援。ホッケーやBMX、プロサーファーなど、境町ゆかりの選手・競技の応援事業が用意されています。
子どものスポーツ応援 子どもたちがスポーツに親しめる環境づくりへの活用。
アルゼンチンとの交流 町立長田小学校とアルゼンチンの90年以上にわたる交流が縁で、東京2020大会のホストタウンにも登録。交流事業に活用されています。
防災・災害対策 平成27年の関東・東北豪雨で被害を受けた経験から、防災アプリの開発など、災害に備える事業に活用。

スポーツ応援のメニューには、境町を拠点にするサーフィン施設citywave Tokyo Sakaimachiにちなんだプロサーファーの応援事業などもあります。「好きな選手や取り組みを、ふるさと納税で応援する」という楽しみ方ができるのは、境町ならではだと思います。応援したいテーマがある方は、申し込み時に使い道の欄をぜひチェックしてみてください。

そもそも、どのくらいの寄附が集まっているの?

「使い道が広いのは分かったけど、そもそもどのくらい集まっているの?」という点も気になりますよね。境町は、ふるさと納税に早くから力を入れてきたまちとして知られています。報道や町の発表によると、2023年度(令和5年度)の寄附受入額は約99億円で、関東の自治体で7年連続の1位、全国でも上位に入ったと伝えられています(日本経済新聞ほか報道、2026年7月6日確認)。

一方で、2024年(令和6年)の寄附額は、お米の価格高騰などの影響で前年から大きく減り、約54億円だったと町が発表しています(境町のプレスリリース、2026年7月6日確認)。ふるさと納税は、返礼品の人気や社会情勢によって毎年変動します。金額の数字はあくまで目安として捉え、最新の実績は公式の発表でご確認くださいね。大切なのは金額そのものよりも、集まった寄附が、前半で紹介したような具体的な取り組みに使われているという点だと思います。

寄附する前に知っておきたいこと

使い道は申し込み時に選べる

応援したい分野が決まっている方は、寄附の申し込み時に使い道を選ぶのを忘れずに。特に希望がなければ「町長におまかせ」を選べば、町が優先度の高い課題に充ててくれます。使い道の最新メニューは、特設サイトの「寄附金の使い道について」で確認できます。

控除・ワンストップ特例の基本

ふるさと納税は、2,000円を超える寄附について、住民税・所得税から一定の控除を受けられる制度です。控除を受けるには確定申告をするか、確定申告をしない方で寄附先が1年間に5自治体以内ならワンストップ特例を使う方法があります。ただし、控除の上限額は年収や家族構成で変わり、税金の取り扱いは個々の状況で異なります。ご自身の上限額や申告の要否は、各ポータルのシミュレーションや国税庁・お住まいの自治体の案内で確認するのが確実です。この記事は一般的な情報の紹介にとどめますね。

境町にお住まいの方は返礼品の対象外です

制度上のルールとして、境町にお住まいの方が境町に寄附しても、返礼品は受け取れません。ただし「使い道を選んでまちを応援する」ことはできます。おすすめの返礼品そのものについては、境町ふるさと納税のおすすめ返礼品で紹介しているので、あわせてどうぞ。

まとめ

境町のふるさと納税は、寄附するときに「使い道」を自分で選べて、その使い道がまちの具体的な取り組みに直結しているのが、私がいちばんお伝えしたい魅力です。全国初の自律走行バス、子育て・教育の支援、利根川大花火大会、スポーツや国際交流、防災まで——「このまちを、こんなふうに応援したい」という気持ちを、寄附の形にできます。

使い道や事業の中身、寄附額は年度で変わっていくので、この記事を出発点にしつつ、申し込みは必ず公式サイトや大手ポータルで最新情報を確かめてくださいね。返礼品はもちろん、「使い道」からも境町を知ってもらえたらうれしいです。まちの雰囲気が気になった方は、境町ってどんな町?もどうぞ。いつか実際に、あなたの寄附が形になった境町へ遊びに来てください。

参考情報

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