こんにちは、境町在住ライターのみなみです。茨城県境町で「おいしい干し芋を買いたい」「干し芋カフェって何?」と気になっている方向けに、境町の特産・干し芋のことをまとめました。
私自身、冬になると子どものおやつに干し芋を常備しているのですが、境町の干し芋は「ねっとり甘くて、まるでスイーツ」という表現がぴったりで、個人的にかなり推している特産品です。この記事では、干し芋が生まれる隈研吾さん設計の施設「S-Lab」、干し芋専門のカフェ、そしてどこで買えるのかまで、順番に紹介します。
- 境町の干し芋が「紅はるか100%」でスイーツのように甘い理由
- 隈研吾さん設計の製造施設「S-Lab」と干し芋カフェ「HOSHIIMONO 100 Café」
- 道の駅さかい・通販・ふるさと納税、それぞれの買い方
まず結論:境町の干し芋は「紅はるか100%」のスイーツ級
境町観光協会によると、茨城県は干し芋の生産量で日本一。その茨城の中で境町は、町の特産品研究施設「S-Lab(エスラボ)」で干し芋を製造しています。原料は、境町内・茨城県内の厳選した契約農家から仕入れた「紅はるか」を100%使用しているそうです(2026-07-21確認、境町観光協会公式サイト)。
紅はるかは糖度が高く、しっとりした食感が特徴の品種。じっくり蒸してゆっくり乾燥させることで、きれいな黄色のねっとりした干し芋に仕上がります。観光協会も「一昔前の干しいもとは一線を画すレベル」と紹介していますが、実際に食べると本当に甘くて、砂糖を使っていないのが不思議なくらい。焼き芋好きのうちの子も、境町の干し芋はおやつにするとあっという間になくなります。
境町の干し芋はこうして作られる|特産品研究施設「S-Lab」
境町の干し芋が作られているのは、世界的建築家・隈研吾さんが設計した特産品研究施設「S-Lab」。2020年8月に完成した、六次産業化を推進する研究・開発施設です(境町公式プレスリリースより)。ここで開発された干し芋は、ふるさと納税で1億円を超える寄附額を集めるほどの人気商品に育ったと町が公表しています。
観光協会の公式サイトでは、S-Labでの製造工程が写真とVR動画つきで公開されています。ざっくり流れを紹介すると、こんな感じです。
| 工程 | 内容 |
|---|---|
| 1. 洗浄 | 契約農家から届いた紅はるかを高圧洗浄機で一気に洗う |
| 2. 蒸かし | 大きさで選別し、専用の蒸し庫でおよそ90〜120分じっくり蒸す |
| 3. 皮むき | 折れやすい蒸したての芋を、皮が残らないよう手作業で丁寧にむく |
| 4. 乾燥 | 板状にスライスして並べ、乾燥庫でおよそ48時間かけて乾燥 |
個人的に推したいのはVR動画です。清潔な工場の中で干し芋ができていく様子を360°で見られるので、子どもと「干し芋ってこうやってできるんだね」と一緒に眺めるのも楽しいですよ。なお、S-Labは製造所なので一般の販売や内部見学は行っていません(購入場所は後ほど紹介します)。
日本初とされる干し芋カフェ「HOSHIIMONO 100 Café」
S-Labの干し芋をブランディングする拠点として、2021年5月27日に完成したのが「S-ブランド」。境町で6棟目となる隈研吾さん設計の建物で、干し芋の繊維をイメージしたデザインが印象的です。この建物に入っているのが、干し芋専門店&カフェ「HOSHIIMONO 100 Café(ホシイモノヒャッカフェ)」。運営する株式会社ほしいもの百貨は「干し芋と本格コーヒーを楽しめる日本初の干し芋カフェ」と紹介しています。
店内では干し芋の直販のほか、干し芋スイーツや、干し芋に合わせて特別に焙煎したスペシャルティコーヒーが楽しめます。公式サイトによると、オープン以来の人気No.1スイーツは「HOSHIIMONOプリン」。境町のもうひとつの特産「さしま茶」を使った限定メニューが登場することもあり、季節ごとに通いたくなるお店です。ここ、ほんとに良いんです。道の駅さかいから歩ける距離なので、境町散歩の休憩にもちょうどいいですよ。
| 項目 | 内容(2026-07-21確認) |
|---|---|
| 店名 | HOSHIIMONO 100 Café(境町本店) |
| 住所 | 茨城県猿島郡境町1459-1 |
| 電話 | 0280-33-3118 |
| 営業時間 | 10:00〜18:00(ラストオーダー17:00) |
| 定休日 | 火曜・水曜(2025年1月から変更) |
営業時間や定休日、メニューは変わることがあるので、おでかけ前にほしいもの百貨の公式サイトで最新情報を確認してくださいね。
境町の干し芋はどこで買える?
S-Labでは販売を行っていないため、購入先は主に次の3つです(2026-07-21確認、境町観光協会公式サイト)。
| 買い方 | 特徴 | おすすめの人 |
|---|---|---|
| 道の駅さかい | 店頭で購入できるほか、通販サイトでも取り扱いあり | 境町に遊びに来るついでに買いたい人 |
| HOSHIIMONO 100 Café | 隣接工場の直販や厳選干し芋・加工品を販売 | スイーツやコーヒーと一緒に楽しみたい人 |
| ふるさと納税 | 熟成紅はるかの平干し・丸干し・切り落としなど各種 | 自宅にたっぷり届けてほしい人 |
ふるさと納税は、境町の特設サイトや各ポータルサイトで「熟成紅はるか」の干し芋が定番の人気返礼品になっています。丸干しや、家計にうれしい切り落としタイプもあるので、用途に合わせて選べます。時期によっては取り扱いが終了している場合があるため、最新のラインナップは境町ふるさと納税特設サイトで確認してください。境町のふるさと納税全般については、おすすめ返礼品まとめでも紹介しています。
行く前に確認しておきたいこと
- S-Labは製造所のため、施設内での販売や一般見学は行っていません。
- 干し芋は時期により取り扱いが終了している場合があります。生産は主に秋冬が中心なので、確実に買いたい方は事前に店舗へ確認するのがおすすめです。
- カフェの営業時間・定休日・メニューは変更されることがあります。公式サイトやSNSで最新情報をチェックしてください。
- 干し芋に関する問い合わせ先は道の駅さかい(0280-87-7333)です。
まとめ|干し芋は境町散歩のおともにぴったり
茨城県境町の干し芋は、紅はるか100%のスイーツのような甘さと、隈研吾さん設計のS-Labで丁寧に作られる背景まで含めて、私が自信を持っておすすめしたい特産品です。道の駅さかいでお買い物して、HOSHIIMONO 100 Caféで干し芋スイーツを味わって、気に入ったらふるさと納税でお取り寄せ——そんな楽しみ方はいかがでしょうか。
境町の隈研吾建築を歩いてめぐるなら隈研吾建築めぐりの記事、道の駅さかいの楽しみ方は道の駅さかい完全ガイド、もうひとつの特産「さしま茶」はさしま茶ガイドでも紹介しています。境町のお土産・特産品の全体像は特産品まとめをどうぞ。
参考情報
- 境町観光協会「干し芋:茨城県境町の特産品」(2026-07-21確認)
- 干し芋専門店ほしいもの百貨 公式サイト(HOSHIIMONO 100 Café)(2026-07-21確認)
- 境町役場プレスリリース「隈研吾氏の設計による施設の第6弾『S-ブランド』が完成」(2021-05-29公開、2026-07-21確認)
- 茨城県境町ふるさと納税特設サイト(2026-07-21確認)

