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境町のお米・食品・特産品まとめ|さしま茶・干し芋から地ビールまで地元ライターが紹介

利根川流域に広がる水田のイメージ画像

こんにちは、境町在住ライターのみなみです。境町のお土産や「おいしいもの」を聞かれたとき、私がいつも思い浮かべるのは、利根川が育てたお米、日本で初めてアメリカに渡ったさしま茶、しっとり甘い紅はるかの干し芋。この町、食べものが本当に充実しているんです。

この記事では、茨城県境町のお米・食品・特産品を、地元で暮らす私の目線でまとめて紹介します。お土産選びにも、ふるさと納税の返礼品選びにも使える内容にしました。

利根川流域に広がる水田のイメージ画像
Photo by Gaku Suyama on Unsplash(イメージ画像)
この記事でわかること
  • 境町の代表的な特産品(お米・さしま茶・干し芋・野菜・お酒)の特徴と背景
  • それぞれの特産品がどこで買えるか(道の駅さかい・通販・ふるさと納税)
  • お土産・返礼品選びで気をつけたいポイント
目次

結論:迷ったら「道の駅さかい」に行けばだいたい揃います

先に結論から。境町の特産品は、その多くが道の駅さかいに集まっています。地元農家さんのお米や朝採れ野菜、さしま茶、町の施設で作られた干し芋、地酒に地ビールまで、この記事で紹介するものはほぼここで出会えます。遠方の方は、境町のふるさと納税返礼品や各事業者の通販サイトという選択肢もあります。

それでは、私の推しポイントと一緒にひとつずつ紹介していきますね。

境町の主な特産品一覧

特産品 特徴 主な入手先
お米 利根川流域の肥沃な土壌で育つ。コシヒカリが中心 道の駅さかい、ふるさと納税
さしま茶 日本で初めてアメリカに輸出された歴史を持つ深蒸し茶 道の駅さかい、町内の茶園・お茶屋
干し芋 紅はるか100%。町の施設「S-Lab」で製造 道の駅さかい、通販、ふるさと納税
野菜 レタス・ネギ・カリフラワー・トマトなど。銘柄産地指定あり 道の駅さかい
お酒・地ビール 1855年創業の萩原酒造「徳正宗」と、さかい河岸ブルワリーのクラフトビール 道の駅さかい、酒店、各通販

お米:利根川が育てた「土」のちがいを感じるごはん

境町のお米、私は正直、引っ越してきて一番びっくりしたもののひとつです。普通に道の駅で買ったお米が、炊きたてはもちろん冷めてもおいしい。

境町観光協会によると、その秘密は「土」。境町は一級河川・利根川の沿岸に位置していて、川の氾濫で運ばれた土砂が積み重なった肥沃な土壌(細粒質還元型グライ低地土)が広がっています。さらに大正〜昭和にかけて土地改良が進み、町内4つの土地改良区が農業用水をしっかり管理していることで、稲に最適なタイミングで水を入れられるのだそうです。砂目の土地は食味に良い影響があるといわれていて、境町がお米づくりに向いた土地であることがよくわかります。

道の駅さかいでは、生産者さんが精米・袋詰めしたお米のほか、境町産コシヒカリを100%使ったパックライスも販売されています(確認日:2026-07-07。取扱状況は変わる場合があります)。ふるさと納税でも境町のお米は人気No.1の定番です。詳しくは返礼品まとめの記事で紹介しています。

さしま茶:日本で初めてアメリカに渡ったお茶

湯のみに注がれた日本茶のイメージ画像
Photo by Na visky on Unsplash(イメージ画像)

個人的に境町の特産品でいちばん「物語がある」と思うのが、さしま茶です。

さしま茶は、境町を含む茨城県西部・猿島台地一帯で作られてきたお茶。利根川の水運で江戸に運ばれ、下総国の名産として親しまれてきました。そして特筆すべきはその歴史。境町観光協会によると、1859(安政6)年、日米修好通商条約の発効と同時に、全国の茶産地に先駆けてアメリカへの輸出に成功した、「海を渡った初の日本茶」なのだそうです。ペリー来航の混乱のさなか、地元の豪農・中山元成が海外市場に目を付けたのがきっかけというから、なかなかドラマチックですよね。

味の特徴は、利根川流域の肥沃な土壌と冬の寒さで厚みが出た茶葉を深蒸しにした、濃厚でコクのある味わい。境町内にはさしま茶協会会員のお茶屋さん・茶園が12軒あり(確認日:2026-07-07)、それぞれの家の味があります。飲み比べるのも楽しいですし、道の駅さかいならティーバッグや粉末茶などいろいろな形で買えるので、お土産にも選びやすいです。

干し芋:紅はるか100%、建築好きにも刺さる「S-Lab」生まれ

干し芋の原料になるさつま芋のイメージ画像
Photo by Glen Hayoge on Unsplash(イメージ画像)

茨城県は干し芋の生産量日本一(境町観光協会掲載の情報です)。境町の干し芋づくりは2020年に始まったばかりと歴史は浅いのですが、これがあなどれません。

境町の干し芋は、世界的建築家・隈研吾氏が設計を手掛けた特産品研究施設「S-Lab」で製造されています。原料は境町内・茨城県内の契約農家から仕入れた「紅はるか」100%。じっくり蒸してていねいに皮をむき、約48時間かけて乾燥させた干し芋は、きれいな黄色で、しっとり甘くてまるでスイーツ。「昔ながらの固い干し芋」のイメージが変わると思います。

S-Labは製造所なので直接の販売はしていません。購入は道の駅さかい、道の駅さかいの通販サイト、またはふるさと納税の返礼品で。時期によって取り扱いが終了している場合があるので、その点だけご注意ください(確認日:2026-07-07)。

野菜:実は「茨城県のレタス発祥の地」なんです

採れたての新鮮な野菜のイメージ画像
Photo by Megan Thomas on Unsplash(イメージ画像)

境町のある猿島台地は、茨城県内有数の野菜の生産地。中でも私が声を大にして言いたいのは、茨城県のレタス発祥の地は境町だということ(境町観光協会掲載の情報です)。境町では昭和32年にレタス栽培が始まり、昭和59年には他の産地に先駆けて茨城県の銘柄産地の指定を受けています。

そのほかにも、長ネギとカリフラワーは平成30年に銘柄推進産地の指定を受けていて、トマト・プチトマトも高品質な産地として知られています。冬のネギは柔らかくて甘く、鍋の季節に道の駅さかいへ行くと、地元農家さんの立派なネギがずらっと並んでいて、つい買いすぎてしまいます。季節ごとにいちごやブルーベリーなどの果物も並ぶので、旬をチェックして行くのがおすすめです。

お酒・地ビール:安政2年創業の酒蔵と、道の駅のマイクロブルワリー

クラフトビールの瓶が並ぶ棚のイメージ画像
Photo by Sandra Luimes on Unsplash(イメージ画像)

お酒好きの方には、境町の「新旧2つの造り手」を紹介させてください。

萩原酒造「徳正宗」:1855年から続く老舗酒蔵

萩原酒造株式会社は、安政2(1855)年に境町で創業した酒蔵で、現在は6代目が蔵を守っています。看板商品は清酒「徳正宗(とくまさむね)」。伝統を守りつつ、酸味のある酒母しぼりやスパークリング日本酒など、新しい商品づくりにも積極的です。観光協会の紹介によると、720mlの4合瓶で1,500円前後が中心の価格帯とのことで(確認日:2026-07-07。最新価格は公式サイト等でご確認ください)、お土産や贈り物にも手が届きやすいのがうれしいところです。

さかい河岸ブルワリー:さしま茶IPAが飲めるのはここだけ

道の駅さかいの敷地内には、2018年開業のマイクロブルワリー「さかい河岸ブルワリー」があります。醸造を手掛けるのは町の酒屋・安井商店。定番のペールエール、ゴールデンエールに加えて、境町の特産さしま茶を使った「さしま茶IPA」があるのが、いかにも境町らしくて私のお気に入りです。ペールエールはジャパングレートビアアワーズ2020で金賞を受賞しています。価格は330ml瓶で1本600円前後が目安です(確認日:2026-07-07。最新の商品・価格は公式サイト等でご確認ください)。

どこで買える?入手方法まとめ

入手方法 向いている人 ポイント
道の駅さかいで買う 境町に遊びに来る人 特産品がほぼ一か所に揃う。朝採れ野菜は午前中が狙い目
通販で買う 遠方の人・リピーター 道の駅さかい通販サイトのほか、各茶園・酒蔵・ブルワリーの通販も
ふるさと納税で受け取る 寄附で境町を応援したい人 お米・干し芋・お茶など定番が揃う。おすすめ返礼品の記事も参考に

道の駅さかいの営業時間は9:00〜18:00、定休日は火曜日・10月第1月曜日・2月第2月曜日・12/31・1/1です(確認日:2026-07-07。最新情報は道の駅さかい公式サイトでご確認ください)。

行く前に確認しておきたいこと

  • 干し芋や季節の野菜・果物は、時期によって取り扱いがない場合があります。目当てのものがある場合は事前に確認すると安心です。
  • 価格や商品ラインナップは変わることがあります。この記事の金額はいずれも確認日時点の目安です。
  • ふるさと納税の寄附金額や返礼品の内容は変動します。最新情報は境町のふるさと納税公式サイトでご確認ください。

まとめ:境町の「おいしい」は、利根川と人の歴史から

お米もお茶も野菜も、たどっていくと利根川の肥沃な土壌と、水害と付き合いながら土地を改良してきた先人たちの努力に行き着きます。そこに、S-Labの干し芋やさかい河岸ブルワリーのクラフトビールのような新しい挑戦が重なっているのが、いまの境町の食の面白さだと思います。

境町へのアクセスは東京駅から高速バスで最短90分。境町ってどんな町?の記事道の駅さかい完全ガイドとあわせて、おいしいもの巡りの計画に役立ててもらえたらうれしいです。寄附金の使い道が気になる方はこちらの記事もどうぞ。

参考情報

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