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境町の幻の豚「梅山豚(メイシャントン)」ガイド2026|日本に約100頭の原種豚・直営つかはら肉店は毎週土曜10:30〜18:00・ふるさと納税での選び方を地元ライターが紹介

豚肉を調理するイメージ画像(境町の梅山豚ガイド)

茨城県境町に、日本に約100頭しかいないといわれる原種豚が育てられている牧場があるのをご存じでしょうか。「梅山豚(メイシャントン)」です。

みなみは境町に住んでいて、町の特産品をあれこれ紹介してきましたが、この梅山豚だけは少し別格だなと思っています。首都圏の百貨店やミシュランの星付きレストランにも届いているお肉が、町なかの牧場から出ているんです。ここ、ほんとうに境町の面白いところだと思います。

この記事では、梅山豚とはそもそもどんな豚なのか、そして境町で買う・食べるにはどうすればいいのかを、生産者である塚原牧場の公式サイトと茨城県のポータルサイト、ふるさと納税サイトの情報をもとに整理しました。営業日や寄付金額など変わりやすい情報には、確認日(2026年9月22日)を添えています。

豚肉のスライス肉を木のまな板にのせたイメージ画像
梅山豚は「ジューシーな赤身とキレのある脂身のバランス」が公式サイトで紹介されています/Photo by Frank Zhang on Unsplash(イメージ画像)
目次

まず結論:梅山豚は「境町で育てられている、日本に約100頭の原種豚」

結論から書きます。

  • 梅山豚は中国・太湖豚系の原種豚で、境町の株式会社塚原牧場が生産しています。
  • 塚原牧場公式サイトによると、現在日本で飼育されている梅山豚は、塚原グループと農林水産省を合わせて100頭前後です。
  • お店で食べられる梅山豚は、純血の梅山豚(メス)とデュロック(オス)を掛け合わせたもの。塚原グループで年間1,000頭ほど生産されています。
  • 町なかで直接買えるのは、直営の「つかはら肉店」(毎週土曜日・10:30〜18:00)とオンラインショップ。遠方の方は境町のふるさと納税という手もあります。

「幻の豚」と呼ばれるので入手できないのかと思いきや、境町では意外と手が届くところにある。そこが個人的に推したいポイントです。

梅山豚ってどんな豚?

しわしわの顔に垂れた耳、たくさん子どもを産む豚

塚原牧場の公式サイトでは、梅山豚はしわしわな顔に垂れた耳、たっぷりとしたお腹にくびれた背中という見た目で、穏やかで子育てが上手な性格と紹介されています。「世界で一番赤ちゃんを産む豚」のひとつとも書かれています。

ただ、たくさん産まれる一方で、一般的な豚に比べて3分の1ほどの体重という未熟児で生まれるため、育てるのが非常に難しいのだそうです。茨城県の食と農のポータルサイト「茨城をたべよう」の記事でも、多くの養豚家が生産を断念したことが紹介されています。

なぜ「幻」なのか

梅山豚は中国が原産で、日中友好のシンボルとしてパンダとともに中国政府から贈られたことがきっかけで日本に輸入されました。その後中国で希少種となり、日本への新たな輸入は困難になっています(塚原牧場公式サイト)。

さらに、塚原グループで食用として出荷される純血の原種の梅山豚は、すべて合わせても年間わずか10頭前後。2〜3年に1度DNA鑑定を行い、近親交配にも配慮しているとのことです。「幻」と呼ばれる理由は、このあたりにあります。

一般の豚の約2倍の時間をかけて育てる

肉質のつくり方も独特です。梅山豚は改良の手が加わっていない原種豚のため脂身が多く、その脂身をおいしく食べてもらうために、一般の豚に比べて約2倍という長期飼育でゆっくり仕上げているそうです。

公式サイトによると、飼育期間は約65日間の肥育前期+約90日間の肥育後期を含む、平均270日間。約60頭の母豚から生まれた豚のうち、梅山豚として選抜された年間約1,000頭が、個人会員・百貨店・レストランなどに流通しています。

茨城県のポータルサイトでは、その希少性とブランド力から「国内最高級の豚肉」といわれるほどの地位を確立した豚として紹介されています。

境町で梅山豚を買う・食べる3つのルート

「で、どこで買えるの?」というのが一番知りたいところだと思います。公式情報で確認できたルートを整理しました。

ルート 内容 こんな人に
直営「つかはら肉店」 梅山豚の精肉から加工品まで。営業は毎週土曜日(祝日も営業)10:30〜18:00、駐車場あり 境町・近隣に住んでいる/週末に町へ行く人
オンラインショップ 冷凍パッケージの精肉と加工品を購入できる 遠方の人/贈りものを探している人
境町のふるさと納税 しゃぶしゃぶセット、点心セット、生ハムセット、定期便などが返礼品に ふるさと納税の寄付先を探している人
精肉店のショーケースに肉が並ぶイメージ画像
直営の「つかはら肉店」は毎週土曜日の営業です(写真はイメージ画像です)/Photo by Kyle Mackie on Unsplash(イメージ画像)

直営店「つかはら肉店」は毎週土曜日だけ

いちばん確実なのが直営店です。塚原牧場の公式サイトに掲載されている情報は次のとおりです(2026年9月22日確認)。

  • 住所:〒306-0433 茨城県猿島郡境町161-1 カトウコーポⅡ105
  • 営業日:毎週土曜日(祝日も営業)
  • 営業時間:10:30〜18:00
  • 電話・FAX:0280-23-2955/0280-23-2956(営業時間内のみ対応)
  • 駐車場:あり

公式サイトでは、揚げたてのメンチカツがおすすめとして紹介されています。週に1日だけの営業なので、土曜の予定に組み込んでおくのがコツです。最新の営業状況は、公式サイトや公式Instagramで確認してから出かけてください。

オンラインショップ

塚原牧場はオンラインショップも運営していて、公式サイトによると冷凍パッケージの精肉と加工品を購入できます。土曜に町へ行けない方や、贈りものにしたい方はこちらが便利です。

なお、百貨店は半頭セット、飲食店はパーツ単位での注文を受け、すべて予約注文を受けてから食用に加工しチルドで届けるという販売スタイルをとっているとのこと。直売にこだわってきた牧場なんだな、と読んでいて納得しました。

道の駅さかいでも探してみる

茨城県のポータルサイト「茨城をたべよう」の塚原牧場のページでは、梅山豚を買えるお店として「道の駅さかい」(境町1341-1/TEL 0280-87-5011)が掲載されています。ただし、このページの最終更新は2022年3月で、取り扱い状況は変わる可能性があります。お目当てがあるときは、事前に道の駅へ問い合わせるのが確実です。

道の駅さかいそのものについては、道の駅さかい完全ガイドや道の駅さかいのレストラン・グルメ完全ガイドでも紹介しています。

ふるさと納税で梅山豚を選ぶ

鍋に肉と野菜を入れたしゃぶしゃぶのイメージ画像
境町のふるさと納税には梅山豚のしゃぶしゃぶセットがあります(写真はイメージ画像です)/Photo by 0xk on Unsplash(イメージ画像)

境町のふるさと納税には、梅山豚の返礼品がいくつも並んでいます。ふるさと納税サイト「さとふる」で2026年9月22日に確認できたものの一例です。

返礼品 寄付金額 内容
塚原牧場の幻の豚「梅山豚」しゃぶしゃぶセット 23,000円 ロース・肩ロース・バラ・モモ 各160g/冷凍
「梅山豚」バラしゃぶしゃぶセット 22,000円 バラ肉のしゃぶしゃぶセット/冷凍

このほか、点心セット・生ハムセット・12回毎月定期便なども掲載されています。しゃぶしゃぶセットは賞味期限が製造日より6ヶ月、発送は入金確認後1〜2ヶ月程度(飼育状況により前後する場合あり)と案内されています(2026年9月22日確認)。

寄付金額や内容は見直されることがあるので、申し込む前に必ず各ふるさと納税サイトの最新ページを確認してください。返礼品についての問い合わせ先は、境町ふるさと納税サポートセンター(平日9:00〜17:00/寄付に関すること 0280-23-2615/返礼品に関すること 0280-23-4711)です。

ふるさと納税そのものの手続きは、境町ふるさと納税のやり方ガイド2026にまとめています。

育て方のこだわりが、そのまま味の話になっている

わらの上で横になる豚のイメージ画像
妊娠ストールを使わず、自由に歩けるスペースで育てていると公式サイトで紹介されています/Photo by George Smith on Unsplash(イメージ画像)

アニマルウェルフェアへの配慮

塚原牧場の公式サイトで印象に残ったのが、飼育環境の話でした。一般的な母豚は「妊娠ストール」と呼ばれる狭いスペースで過ごすことが多いのに対し、梅山豚は自由に歩き回れるスペースを確保し、滑らないクッション性のあるお茶粕や籾殻などの敷材の上で過ごしているとのこと。

20年以上続けてきた林間放牧は、防疫対策の観点から断念したものの、いつかは放牧を再開できる日がくることを願っているとも書かれています。ここ、読んでいてちょっとぐっときました。

餌は自社工場で毎週手づくり

収穫前の日本の田んぼのイメージ画像
飼料米やとうもろこしなど、国産穀物を中心とした餌づくりが公式サイトで紹介されています/Photo by Dennis Peterson on Unsplash(イメージ画像)

餌も特徴的です。公式サイトによると、大麦・小麦・飼料米・トウモロコシ・緑茶粕・パン粉・パスタ・大豆粕などを使い、国産穀物を約60%配合した飼料を自社工場で製造。飼料添加物や抗生物質、駆虫剤は使用していないとしています。自社で畑も構えて原材料を育てているそうです。

敷材も肥料も地域で循環している

敷材に使うお茶粕や焙煎粕は食品・飲料工場から、おが屑はハウスメーカーの工場から、籾殻は近隣農家から引き取っているとのこと。使い終わった敷材は堆肥にして、自社のとうもろこし畑や近隣農家に戻しています。町の中でぐるっと資源が回っているのが、境町らしいなと思う部分です。

そしてもうひとつ。塚原牧場の公式サイトには、学校給食やふるさと納税返礼品への提供といった地域貢献にも触れられています。境町の子どもたちが給食で梅山豚に出会う可能性がある、というのは地元に住んでいるとうれしい話です。

訪れる前・申し込む前に確認しておきたいこと

  • つかはら肉店の営業は毎週土曜日です。平日や日曜に行っても開いていないので注意してください。
  • 営業日・営業時間・取り扱い商品は変更される場合があります。お出かけ前に公式サイトや公式SNSで最新情報を確認しましょう。
  • 梅山豚は生産数が限られています。数量や部位によっては品切れのことがあります。
  • ふるさと納税の寄付金額・内容・発送時期は見直されることがあります。申し込み前に各サイトの最新ページをご確認ください。
  • 道の駅さかいでの取り扱いは、県ポータルの掲載情報(最終更新2022年3月)に基づくものです。在庫状況は事前に問い合わせるのが確実です。

まとめ

梅山豚は、境町の塚原牧場が育てている原種豚で、日本国内に100頭前後しかいないといわれる希少な豚です。一般の豚の約2倍の時間をかけ、自社でつくった餌で、できるだけストレスの少ない環境で育てられています。

町の中で買うなら毎週土曜日のつかはら肉店、遠方ならオンラインショップか境町のふるさと納税。この3つを覚えておけば、まず迷いません。

境町のお土産や特産品をもう少し広く見たい方は、境町のお土産完全ガイドや境町の直売所・特産野菜ガイドもあわせてどうぞ。土曜の午前中、メンチカツを買いに行くところから始めてみるのが、みなみのおすすめです。

参考情報

※この記事はSummy株式会社が運営する民間メディアによるもので、境町の公式発表ではありません。制度・料金・営業時間などは必ず各公式サイトでご確認ください。

#掲載・PRについて

本サイト「境町日和」は、非公式ローカルメディアです。記事内には、運営施設・提携先・広告・PRを含む場合があります。掲載情報はできる限り正確に確認していますが、営業時間・料金・制度内容などは変更される場合があります。おでかけや手続きの前には、各公式サイト・店舗・関係機関の最新情報をご確認ください。

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