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境町の予防接種ガイド2026|子どもの定期接種スケジュール・おたふくかぜ3,000円・男性HPVワクチン無料・帯状疱疹の助成を地元ライターが整理

小児科で医師が母子に説明しているイメージ画像(境町の実景ではありません)

母子手帳と一緒に渡された分厚い予診票の束を見て、「え、こんなに種類あるの?」と固まったのは、みなみだけじゃないと思うんです。ロタ、B型肝炎、五種混合、BCG……名前も間隔もバラバラで、しかも「この時期を逃すと定期接種じゃなくなる」ものまである。

この記事では、境町で暮らすライターのみなみが、境町の予防接種のしくみを「子ども」「小学生〜高校生」「大人」の3つに分けて整理しました。境町は町独自の助成が地味に手厚くて、おたふくかぜや帯状疱疹、風しん、それに令和8年8月から始まった男性へのHPVワクチン無料助成まであります。知らないと普通に自費で払ってしまうところなので、ここはちゃんと押さえておきたいところ。

金額・対象年齢・期間はすべて境町公式サイトで確認し、確認日を添えています。

確認日:2026年8月28日

この記事でわかること
  • 0歳から就学前までの定期予防接種スケジュールと接種間隔
  • 予診票はいつ届く?転入・紛失したときの受け取り方
  • おたふくかぜ3,000円・風しん5,000円という境町独自の助成
  • 令和8年8月1日から始まった男性へのHPVワクチン全額助成(無料)
  • 50歳以上が対象になる帯状疱疹ワクチンの助成額
  • 町内で予防接種を受けられる医療機関と電話番号
小さな子どもを抱くお母さんのイメージ画像(境町の実景ではありません)
イメージ画像/Photo by Ana Tablas on Unsplash(予防接種のスケジュールは0歳が一番みっちりです)

※この記事は境町の制度・費用・手続きを整理したものです。接種を受けるかどうかの判断は、ワクチンの有効性や副反応について確認したうえで、かかりつけの医師にご相談ください。医学的な助言を行うものではありません。

目次

まず押さえたい:境町の予防接種は「協力医療機関での個別接種」

境町公式サイトによると、子どもの定期予防接種は協力医療機関での個別接種です。集団接種の日に会場へ行く、というスタイルではなく、かかりつけの小児科などに自分で予約して受けにいく形になります。

そして個人的に「境町、親切だな」と思っているのがここ。境町では標準的な接種期間の前に、予診票を個別通知してくれます。つまり、封筒が届いたら「そろそろだよ」の合図。カレンダーとにらめっこして自分で管理しなくても、ある程度は町が声をかけてくれます。

ただし、次のケースは自分から動く必要があります。

  • 境町に転入してきた方(前の市町村の予診票はそのままでは使えません)
  • 予診票をなくしてしまった方

どちらの場合も、母子健康手帳を持って健康推進課(保健センター)の窓口へ。引っ越し直後はやることが多くて後回しになりがちですが、転入届と一緒に済ませてしまうのがおすすめです。引っ越し全体の手続きは境町への引っ越し手続きガイドにまとめています。

0歳〜就学前:子どもの定期予防接種スケジュール

カレンダーと手帳のイメージ画像(境町の実景ではありません)
イメージ画像/Photo by Eric Rothermel on Unsplash(0歳のうちは同時接種で効率よく進めるのが一般的です)

境町公式サイト「子どもの予防接種」に掲載されている定期接種を、接種を始める時期の早い順に並べました。「標準的な接種期間」は、その時期に受けるのがすすめられているタイミングで、対象年齢の範囲内であれば定期接種として受けられます。

ワクチン 接種対象年齢 標準的な接種期間 回数
ロタウイルス(ロタリックス/1価・経口生) 生後6週〜24週0日 接種開始が生後2か月〜14週6日 2回
ロタウイルス(ロタテック/5価・経口生) 生後6週〜32週0日 接種開始が生後2か月〜14週6日 3回
B型肝炎(不活化) 1歳未満 生後2か月〜9か月未満 3回
小児用肺炎球菌(不活化) 生後2か月〜60か月未満 初回開始は生後2か月〜7か月未満 開始時期による(下記)
五種混合 DPT-IPV-Hib(不活化) 生後2か月〜90か月未満 1期初回は生後2か月〜7か月未満に開始 初回3回+追加1回
BCG(注射生) 1歳未満 生後5か月〜8か月未満 1回
麻しん風しん混合(MR)1期(注射生) 1歳〜2歳未満 ― 1回
水痘(みずぼうそう・注射生) 1歳〜3歳未満 初回は生後12か月〜15か月未満 2回
日本脳炎 1期(不活化) 生後6か月〜90か月未満 初回3歳・追加4歳 初回2回+追加1回
境町公式ホームページ「子どもの予防接種」をもとに作成(2026年8月28日確認)

ここだけは気をつけたい:MR1期は「1年しかない」

町の案内でもわざわざ注意書きがついているのが、麻しん風しん混合(MR)ワクチンの1期です。対象年齢が1歳から2歳未満と、定期接種としての期間が1年間しかありません。町のページでも「期間内の接種を逃さないよう注意してください。対象年齢を迎えたら、早めに接種の予定を立ててください」と書かれています。1歳のお誕生日は、ケーキの予約と一緒にMRの予約もセットで、くらいの気持ちでいたほうが安心です。

小児用肺炎球菌は「いつ始めたか」で回数が変わる

小児用肺炎球菌ワクチンは、接種を開始した月齢によって必要な回数が変わります。ここは表で見たほうが早いです。

接種開始の時期 初回 追加
生後2か月〜7か月未満 3回(27日以上あけて/生後24か月未満までに完了) 1回(初回終了後60日以上あけ、生後12か月以降)
生後7か月〜12か月未満 2回(27日以上あけて/生後12か月未満までに完了) 1回(初回終了後60日以上あけ、生後12か月以降)
生後12か月〜24か月未満 2回(60日以上あけて) ―
生後24か月〜60か月未満 1回 ―
境町公式ホームページ「子どもの予防接種」をもとに作成(2026年8月28日確認)

B型肝炎ワクチンの注意点

B型肝炎ワクチンには、町のページに2つの注意書きがあります。ひとつは、ラテックス過敏症、またはラテックスと交叉反応のある果物(バナナ・栗・キウイフルーツ・アボカド・メロン)などにアレルギーがある場合は医師に相談すること。もうひとつは、出生後に抗HBs人免疫グロブリンを投与された方は接種対象外になること。心当たりがある方は、予約の電話のときに伝えておくとスムーズです。

小学生〜高校生:二種混合・日本脳炎2期・HPVワクチン

ランドセルを背負って歩く子どもたちのイメージ画像(境町の実景ではありません)
イメージ画像/Photo by note thanun on Unsplash(小学校高学年から中学生にかけて、また接種のタイミングがやってきます)

0歳の嵐が過ぎると数年おだやかなのですが、小学校高学年から中学生にかけて、また定期接種のタイミングが来ます。ここは予診票が届いたときに気づけるかどうかが勝負。

ワクチン 接種対象年齢 標準的な接種期間 回数
日本脳炎 2期(不活化) 9歳〜13歳未満 9歳〜10歳未満 1回
二種混合 DT(ジフテリア・破傷風/不活化) 11歳〜13歳未満 11歳〜12歳未満 1回
HPV(子宮頸がん)ワクチン・シルガード9 12歳となる日の年度初日〜16歳となる日の年度末までにある女子 11歳〜14歳 2回または3回
境町公式ホームページ「子どもの予防接種」「ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん)予防接種について」をもとに作成(2026年8月28日確認)

HPVワクチンの予診票は「中学1年生の4月」に届く

境町では、標準的な接種年齢が中学1年生の間であることに合わせて、毎年4月に、中学1年生になる方へ予診票を発送しています。ただし対象は小学6年生から。「町からの通知より前に接種を希望する方は、健康推進課(保健センター)までご連絡ください」と案内されています。

接種回数は、1回目を受けたときの年齢で変わります。

  • 初回接種時が15歳未満(11〜14歳):2回。1回目の6か月後に2回目(1回目から5か月未満で2回目を接種した場合は3回目が必要)
  • 初回接種時が15歳以上(15〜16歳):3回。1回目の2か月後に2回目、1回目から6か月後に3回目

また、予診票を紛失した場合は母子健康手帳と身分証明書(免許証、マイナンバーカード、在留カード等)を持って保健センターへ行けば再交付してもらえます。県外など協力医療機関以外で接種する場合は、いったん全額自己負担してから償還払いの手続きになります。ただし償還払いには上限額があり、自己負担分の全額は戻らないことがあるとのこと。進学や部活の遠征などで町外に住んでいる場合は、事前に保健センターへ相談しておくと安心です。

※HPVワクチンについて、境町公式サイトは「厚生労働省ホームページのリーフレット等を確認し、HPVワクチンの有効性や副反応について理解したうえで接種をしてください」と案内しています。本記事は接種を推奨・非推奨するものではありません。

境町ならではの助成①:おたふくかぜは3,000円

ここからが、境町に住んでいてよかったなと思うパートです。おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)のワクチンは定期接種ではなく任意接種なので、多くの自治体では全額自己負担。ところが境町では、令和7年4月1日から費用の一部助成が始まっています。

対象 接種当日に境町に住所があり、1歳から小学校就学前までの児で、これまでおたふくかぜワクチンを受けたことがなく、おたふくかぜの罹患歴もない方
助成額 3,000円(接種料金との差額は自己負担)
予診票 その年度に1歳になる方は誕生日が近くなると個別通知。それ以外の方は協力医療機関に備え付けの予診票を利用
持ち物 予診票、母子健康手帳、マイナンバーカードまたは資格確認書等
注意 協力医療機関以外で接種する場合は償還払いになるため、事前に保健センターへ連絡が必要
境町公式ホームページ「おたふくかぜ任意予防接種費用一部助成のお知らせ」をもとに作成(2026年8月28日確認)

町内の協力医療機関は、池田医院(0280-87-0171/電話予約)、さかいスマイルキッズクリニック(0280-33-5177/予約システム)、小島医院(0280-87-8711/予約システム)、中村医院(0280-86-5201/電話予約)、村田医院(0280-87-0066/電話予約)の5か所。町内のほか、古河市医師会・きぬ医師会の協力医療機関でも受けられます。

なお、生活保護を受給していて接種を希望する方は「個人負担免除券」が必要になるので、事前に健康推進課(保健センター)へ申請してください。

境町ならではの助成②:男性へのHPVワクチンが無料に(令和8年8月1日〜)

これは2026年の新しい動きです。境町は令和8年8月1日から、男性に対するHPVワクチン接種費用の助成を始めました。しかも接種費用の全額を助成(無料)。町公式サイトによると、HPVは男性にも感染して肛門がんや尖圭コンジローマなどの原因になること、集団免疫効果による子宮頸がん罹患率の減少も期待できることが理由として挙げられています。

対象 接種日当日に境町に住所があり、令和8年度において小学6年生〜高校1年生に相当する年齢(平成22年〈2010年〉4月2日〜平成27年〈2015年〉4月1日生まれ)の男性
ワクチン 9価HPVワクチン(シルガード9)
回数 2回または3回(1回目が15歳未満なら2回、15歳以上なら3回)
費用 接種費用の全額を助成(無料)
接種期間 令和8年8月1日〜令和9年3月31日
境町公式ホームページ「令和8年度男性へのヒトパピローマウイルス感染症ワクチン任意接種費用助成のお知らせ」をもとに作成(2026年8月28日確認)

手続きの流れは、女子の定期接種とは少し違います。予診票は自動で届きません。

  1. 保護者の方が身分証明書(免許証、マイナンバーカード、在留カード等)を持って健康推進課(保健センター)へ行く
  2. 保健センターで専用の予診票を受け取る
  3. 指定の医療機関へ「男性ヒトパピローマウイルス感染症ワクチン接種希望」と伝えて予約する
  4. 当日は保健センターで受け取った専用の予診票を使って接種する

接種できる医療機関は、茨城西南医療センター病院(0280-87-8111/小中学生は小児科、高校生は内科で電話予約)、さかいスマイルキッズクリニック(0280-33-5177)、小島医院(0280-87-8711)、池田医院(0280-87-0171/電話または来院で予約)、中村医院(0280-86-5201/電話予約)、村田医院(0280-87-0066)。町公式サイトには「この制度は境町独自のものです。上記以外の医療機関では助成の適用はありません」と明記されているので、ここは要注意です。

この接種は任意接種という位置づけで、町も「対象者に該当するお子さんの中で希望される方が受けられる」「HPVワクチンの有効性や副反応について十分に理解したうえで、接種を受けてください」と案内しています。

大人の予防接種:帯状疱疹と風しんにも助成があります

並んで歩く高齢のご夫婦のイメージ画像(境町の実景ではありません)
イメージ画像/Photo by Hector Reyes on Unsplash(帯状疱疹ワクチンは50歳以上が助成の対象です)

帯状疱疹予防接種(令和8年4月1日〜令和9年3月31日)

境町では令和8年4月1日から、令和8年度の帯状疱疹予防接種費用の一部助成が始まっています。「定期接種」と「任意接種」の2本立てになっているのが特徴です。

定期接種の対象は、接種当日に境町在住で、次のいずれかに当てはまる方です。

  • 昭和36年4月2日〜昭和37年4月1日生まれ
  • 昭和31年4月2日〜昭和32年4月1日生まれ
  • 昭和26年4月2日〜昭和27年4月1日生まれ
  • 昭和21年4月2日〜昭和22年4月1日生まれ
  • 昭和16年4月2日〜昭和17年4月1日生まれ
  • 昭和11年4月2日〜昭和12年4月1日生まれ
  • 昭和6年4月2日〜昭和7年4月1日生まれ
  • 大正15年4月2日〜昭和2年4月1日生まれ
  • 60歳以上65歳未満で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能の障害があり、日常生活がほとんど不可能な方

任意接種の対象は、50歳以上で上記の定期接種対象者以外の方。助成額はワクチンの種類で変わります。

ワクチンの種類 回数 接種間隔 助成額(上限)
生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン) 1回 ― 4,000円
組換えワクチン(不活化ワクチン) 2回 1回目の2か月後に2回目 11,000円×2回
境町公式ホームページ「帯状疱疹予防接種費用助成のご案内」をもとに作成(2026年8月28日確認)/接種料金との差額は自己負担

注意したいのが、すでに帯状疱疹予防接種を受けたことがある方(令和7年度に定期接種・任意接種で受けた方も含む)は対象外という点。ただし、令和7年度に組換えワクチンを1回だけ接種した方は、令和8年度に任意接種で残りの1回を受けられるとされています。

定期接種の対象者には予診票が個別通知されます。定期接種のうちHIVによる免疫機能障害を理由に対象となる方は「帯状疱疹予防接種受診券」が必要なので、身体障害者手帳を持って事前に保健センターへ申請してください。接種料金そのものは医療機関によって異なるので、予約のときに一緒に確認しておくのがおすすめです。

風しん任意予防接種(5,000円)

境町では、先天性風しん症候群の対策として、風しんワクチンの任意接種費用助成を継続しています。助成額は5,000円で、協力医療機関の会計で助成額を引いた差額を支払う形です。

対象は、接種日当日に境町に住所があり、これまで風しんにかかったことがなく、風しんワクチンまたは麻しん風しん混合(MR)ワクチンのいずれも受けていない、もしくは受けた事実を確認できない方のうち、次のいずれかに当てはまる方です。

  • 妊娠を希望している女性とその夫
  • 妊娠をしている女性の夫
  • 上記の夫を除く同居家族

接種を希望する場合は、先に健康推進室(保健センター)の窓口で申請して予診票を受け取り、そのうえで協力医療機関に予約します。申請には印鑑(朱肉で押せるもの)と、本人確認できるもの(運転免許証・健康保険証等)が必要です。助成対象期間は4月1日から翌年3月31日まで。すでに接種していて条件を満たす方は償還払いも可能ですが、受付期限は翌年4月30日までで、期限を過ぎると支払われないので注意してください。

なお、妊娠中の方は風しんの予防接種を受けられません。また、接種前1か月間・接種後2か月間は妊娠を避ける必要がある、と町のページに記載があります。妊娠・出産まわりの制度は境町の妊娠・出産サポートガイドにまとめています。

骨髄移植などで免疫が失われたときの再接種費用助成

これは知らない方も多いと思うのですが、境町には骨髄移植等により定期予防接種で得た免疫が低下・消失し、再接種が必要と医師に判断された方への費用助成があります。

  • 対象:申請日から再接種を実施する日において20歳未満の境町民で、骨髄移植等により免疫が低下・消失し再接種が必要と医師が認める方(接種済みの定期予防接種A類の回数・間隔が規定どおりであること)
  • 対象ワクチン:骨髄移植等の前に接種した定期予防接種A類のワクチン(ロタウイルス、BCGは除く)
  • 助成額:医療機関に支払った再接種費用と、境町が定める定期接種料金のうち、少ないほうの金額

必ず再接種を受ける前に手続きが必要です。まず健康推進課(保健センター)に相談し、申請書を提出して助成対象の認定を受けてから接種する、という順番になります。

町内で予防接種を受けられる医療機関

チェックリストに印をつけているイメージ画像(境町の実景ではありません)
イメージ画像/Photo by Jakub Żerdzicki on Unsplash(予約前に「持ち物」と「対象かどうか」を確認しておくと安心です)

境町公式サイトの「境町予防接種等協力医療機関基本情報」に掲載されている、予防接種を受けられる町内の医療機関です。ワクチンの種類によって実施している医療機関が一部異なるので、予約の電話で「どのワクチンか」を必ず伝えてください。

医療機関名 電話番号 主な診療科
茨城西南医療センター病院 0280-87-8111 内科・外科・小児科ほか(小児科に要注意者予防接種あり)
池田医院 0280-87-0171 内科・小児科・産婦人科
小島医院 0280-87-8711 内科・小児科一般・小児アレルギー外来ほか
さかいスマイルキッズクリニック 0280-33-5177 小児科一般・小児内分泌内科ほか
中村医院 0280-86-5201 内科・小児科・外科・消化器内科
村田医院 0280-87-0066 内科・小児科・消化器内科
境クリニック 0280-87-6500 内科・外科・整形外科ほか
優心会クリニック 0280-81-1617 内科・循環器科・整形外科ほか
境町公式ホームページ「境町予防接種等協力医療機関基本情報」「帯状疱疹予防接種費用助成のご案内」をもとに作成(2026年8月28日確認)/診療時間・休診日は各医療機関の公式サイト等でご確認ください

町内だけでなく、近隣市町(古河市、坂東市、五霞町)の委託医療機関でも受けられます。さらに茨城県では平成26年10月から広域接種の体制が整備されていて、かかりつけ医が住んでいる市町村の外にある場合でも、茨城県内定期予防接種広域事業の協力医療機関であれば県内で接種できます。里帰り中や、勤務先の近くのクリニックに通っている場合に助かるしくみです。

接種間隔と、当日の持ち物

2020年10月に接種間隔のルールが変わって、以前よりだいぶシンプルになりました。境町公式サイトの説明をまとめると、こうです。

  • 「注射生ワクチン」どうしは、接種後27日以上の間隔をあける必要がある
  • それ以外の組み合わせは、前のワクチンからの間隔にかかわらず、医師が認める場合は次のワクチンを接種できる
  • ただし同じ種類のワクチンを複数回受ける場合は、ワクチンごとに決められた間隔を守る必要がある

注射生ワクチンにあたるのは、BCG・麻しん風しん混合(MR)・水痘など。ロタウイルスは経口生ワクチンです。生ワクチンか不活化ワクチンかは、町のページの各ワクチンの説明に書かれています。

また、町のページには「接種から数日間は、発熱や接種部位の膨張(はれ)などが出ることがあります。接種が可能な期間であっても、必ず発熱や接種部位の膨張がないこと、体調が良いことを確認し、かかりつけ医に相談のうえ、接種を受けてください」と書かれています。予約を入れた日に限って熱を出すのが子ども、というのは我が家でも何度も経験しました。無理せず日程を組み直すのが結局いちばん早いです。

当日の持ち物は、ワクチンによって少しずつ違いますが、基本はこの3点です。

  • 予診票(町から届いたもの、または保健センター・協力医療機関で受け取ったもの)
  • 母子健康手帳
  • 住所地がわかるもの(マイナンバーカード、マイナ保険証、資格確認書等)

子どもの接種では、あわせて「予防接種と子どもの健康」を必ず読んでから、当日は体温を測って出かけるよう案内されています。マイナンバーカードや資格確認書まわりは境町のマイナンバーカード完全ガイド、境町の国民健康保険ガイドもあわせてどうぞ。

万一のときの救済制度

境町公式サイトは、予防接種の健康被害救済についても案内しています。定期接種・臨時接種か、任意接種かで制度が変わります。

接種の種類 根拠となる制度 相談先
定期接種・臨時接種 予防接種法に基づく救済 診察した医師、または健康推進課(保健センター)
任意接種(おたふくかぜ、風しん、男性のHPVなど) 独立行政法人医薬品医療機器総合機構法に基づく救済 診察した医師、または健康推進課(保健センター)
境町公式ホームページ「子どもの予防接種」「令和8年度男性へのヒトパピローマウイルス感染症ワクチン任意接種費用助成のお知らせ」をもとに作成(2026年8月28日確認)

接種後に体調の変化があった場合は、すぐに接種を受けた医師またはかかりつけの医師の診察を受けてください。HPVワクチンについては、接種後に生じた症状の診療に関する協力医療機関が全国に設置されていて、受診については接種を受けた医師またはかかりつけ医に相談する、と案内されています。

よくある質問

Q. 予診票が届きません。どうすればいいですか?

A. 境町では標準的な接種期間の前に予診票を個別通知していますが、転入された方や予診票を紛失された方は、母子健康手帳を持参して健康推進課(保健センター)の窓口へ行ってください。来所が難しい場合は保健センターへ相談を、とも案内されています。

Q. おたふくかぜの助成は何歳まで?

A. 接種当日に境町に住所がある1歳から小学校就学前までの児が対象です。これまでおたふくかぜワクチンを受けたことがなく、罹患歴もないことが条件になります(2026年8月28日確認)。

Q. 男の子もHPVワクチンを無料で受けられるって本当?

A. 令和8年度において小学6年生〜高校1年生に相当する年齢(2010年4月2日〜2015年4月1日生まれ)の男性が対象で、令和8年8月1日〜令和9年3月31日の間、接種費用の全額が助成されます。ただし境町独自の制度で、町が指定する医療機関以外では助成が適用されません。また、予診票は自動では届かないので、保護者の方が身分証を持って保健センターへ行く必要があります(2026年8月28日確認)。

Q. 町外・県外の病院で受けたいのですが?

A. 近隣市町(古河市、坂東市、五霞町)や、茨城県内定期予防接種広域事業の協力医療機関であれば、境町から届いた予診票がそのまま使えます。それ以外の医療機関で受ける場合は、いったん全額自己負担して償還払いの手続きになります。償還払いには上限があり全額は戻らないことがあるため、事前に保健センターへ相談してください。

Q. 帯状疱疹ワクチン、去年受けたけどまた助成される?

A. すでに帯状疱疹予防接種を受けたことがある方(令和7年度に定期接種・任意接種で受けた方を含む)は対象外です。ただし令和7年度に組換えワクチンを1回だけ接種した方は、令和8年度に任意接種で残りの1回を受けられるとされています(2026年8月28日確認)。

問い合わせ先

担当課 境町 健康推進課(保健センター)
所在地 〒306-0434 茨城県猿島郡境町大字上小橋540
電話番号 0280-87-8000
役場代表 0280-81-1300(〒306-0495 茨城県猿島郡境町391番地1)
開庁時間 平日8:30〜17:15(土日祝・年末年始を除く)
境町公式ホームページをもとに作成(2026年8月28日確認)/一部、開庁時間が異なる施設があります

みなみのまとめ

調べてみて改めて思ったのは、境町は「定期接種でカバーされない部分」に自分たちでお金を出している町だということ。おたふくかぜ3,000円、風しん5,000円、帯状疱疹は組換えワクチンなら11,000円×2回、そして男性のHPVワクチンは全額。どれも国の定期接種ではないものばかりです。

ただ、こういう任意の助成って、知っている人だけが使えるんですよね。特に男性のHPVワクチンは予診票が自動で届かないので、この記事で「あ、うちの子が対象年齢かも」と気づいてもらえたら、書いた甲斐があります。

やることは、だいたいこの3つだけです。

  1. 届いた予診票の封筒は開けて、対象年齢と期限を確認する
  2. 迷ったら健康推進課(保健センター)0280-87-8000に電話する
  3. 予約のときに「持ち物」と「そのワクチンをやっているか」を確認する

制度は毎年度見直されます。この記事は2026年8月28日時点の内容なので、実際に手続きするときは必ず境町公式サイトと保健センターで最新の情報を確認してくださいね。

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参考情報

※本メディアはSummy株式会社が運営する民間のローカルメディアであり、茨城県境町の公式サイトではありません。制度の内容・金額・対象年齢・期間は変更されることがあります。手続きの際は必ず境町公式サイトおよび健康推進課(保健センター)でご確認ください。本記事は医学的な助言を行うものではなく、接種の判断はかかりつけの医師にご相談ください。本文中の写真はすべてイメージ画像で、境町の実景・実際の施設ではありません。

#掲載・PRについて

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